台湾のノーベル賞、岸本忠三氏に バイオ医薬賞

 台湾のノーベル賞「唐奨」の受賞が決まった大阪大の岸本忠三・特任教授(唐奨教育基金会提供)

 【台北共同】台湾が「東洋のノーベル賞」を目指して創設した「唐奨」の運営団体は19日、今年の「バイオ医薬賞」に、関節リウマチなどの炎症反応を起こすタンパク質「インターロイキン6」(IL6)を発見した大阪大の岸本忠三・特任教授ら3人を選んだと発表した。

 IL6の働きを抑える新しいタイプの薬の開発にもつなげ、唐奨は「基礎科学上の発見から新薬の開発、臨床実用化」に至る多面的な貢献を評価した。同賞は2018年にノーベル医学生理学賞を受賞した京都大の本庶佑特別教授も14年に受賞し、注目される。

 炎症反応は、新型コロナウイルス感染症の重症化にも関係しているとみられる。

共同通信社 2020年6月19日 無断転載禁止