ロート、コロナに再生医療の治験 8月から、幹細胞を投与

 ロート製薬は23日、新型コロナウイルスによる重症肺炎患者の治療を目指す再生医療の臨床試験(治験)を8月に始めると発表した。患者に他人の脂肪から培養した「間葉系幹細胞」を投与し、効果があるかどうかや、安全かどうかを確認する。国内での新型コロナ患者の治験に国産の幹細胞を用いるのは初めてとしている。

 治験では人工呼吸器が必要な重症患者6人に幹細胞を点滴で週1度、計4回投与する。幹細胞の働きにより肺の組織が修復に向かうことを期待している。

 治験は2021年12月までを予定しているが、順調に進めば前倒しで終える可能性もある。厚生労働省などと必要な協議を済ませた。

共同通信社 2020年6月23日 無断転載禁止