コンゴ東部のエボラ出血熱が終息 2200人死亡、ワクチン効果

 コンゴ東部ブテンボの治療施設で、エボラ出血熱から回復し、エボラ熱患者の赤ちゃんの世話をする人(中央)=2019年3月(ロイター=共同)

 コンゴ(旧ザイール)政府は25日、2018年8月から流行し2200人以上が死亡した同国東部でのエボラ出血熱の終息を宣言した。世界保健機関(WHO)が明らかにした。世界中で新型コロナウイルス感染の流行に終わりが見えない中、「死の病」と恐れられたエボラ熱は、ワクチンや治療薬の開発、援助機関の地道な予防啓発活動で封じ込めに成功した。

 一方、今年6月から北西部の赤道州でもエボラ熱が流行しているほか、新型コロナ感染が国内各地で拡大。東部では鉱物資源を目当てに長年紛争が続き、コンゴの人道危機が終わる兆しはない。

共同通信社 2020年6月25日 無断転載禁止