線路の感触ダイレクト 旧三江線に足こぎ式レールバイク

足こぎ式のレールバイクを試乗する参加者
 旧JR三江線の線路を自転車のようにペダルをこいで走る足こぎ式のレールバイク2台を、川本町観光協会が導入した。鉄道資産を楽しむ観光ツールとして、11月1日に開く体験イベントから活用する。

 レールバイクは2人乗りでブレーキはなく、ペダルのこぐ速さで速度を調節し、停車する。

 これまではガソリンエンジンで動く2台をイベントで走らせていたものの、走行速度の速さに怖がる子どもがいて、足こぎ式があればいいと考えていたところ、滋賀県内の鉄道愛好家から今月寄贈された。

 旧石見川本駅(島根県川本町川本)で16日に試乗会があり、近隣住民らが2人一組で軽快にペダルをこぎ、線路約200メートルを走った。温泉施設「湯谷温泉 弥山荘」の谷和泉支配人(67)は「線路の感触が体に伝わってきて心地よかった」と話した。

 同協会の大久保一則事務局次長(33)は「エンジン式と足こぎ式で、いろいろな楽しみ方ができるようになった。町に遊びに来る人を増やしたい」と意気込んでいる。

 11月1日に同駅である体験イベントは予約制で、すでに定員に達している。

2020年10月17日 無断転載禁止