インドネシア過激派創設者が出所 影響力を警戒、動向を注視

 8日、インドネシア・ボゴールの刑務所から出所し車に乗るアブ・バカル・バシル氏(AP=共同)

 【ジャカルタ共同】東南アジアのイスラム過激派組織ジェマ・イスラミア(JI)創設者のアブ・バカル・バシル受刑者(82)が8日朝、刑期満了のため、インドネシアの首都ジャカルタ南方ボゴール県の刑務所を出所した。高齢で体調を崩すことも多いが、国家テロ対策庁は一定の影響力を保持しているとみて、動向を注視していく方針。

 白装束を着たバシル氏は家族に付き添われて出所。ジャワ島中部の主要都市ソロ(スラカルタ)の自宅に向かった。バシル氏は反テロ法違反の罪で禁錮15年の判決を受けていた。

 JIは、日本人2人を含む202人が死亡した2002年のバリ島爆弾テロなどを実行した。

共同通信社 2021年1月8日 無断転載禁止